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2012年04月29日

GWは大阪に行こう!!

どうも、リーダーのめそです

さて、RoboCup JapanOpenまであと4日と迫りました!!
(選手は準備日もあるので実質あと3日!!)

いよいよ…って感じで期待やら不安やらが渦巻いてる感じです

で、せっかくなので今回は大会の宣伝しようと考えたのですが、そこで思ったことが…

「そもそもRoboCupとはなんぞや??」

絶対こう思ってる人が多いだろうなぁと…w

というわけで今回はRoboCupや小型リーグの説明をしつつ、大会の案内をしたいなーと思います



その1 「RoboCupとは?」


RoboCupとは一言で言うと、
ロボット工学の発展を目的としたロボットによるサッカー競技です

そして、
「2050年にサッカーの世界チャンピオンチームに勝てる自律型ロボットのチームを作る」ことを目的としています

このように誰にとってもわかりやすい大きな目標を掲げ、その夢の達成過程で得られる技術を世の中に還元しよう、というプロジェクトをランドマークプロジェクトと言います
有名なものだと「アポロ計画」なんかがそれにあたります
当時は月に行こう、なんて夢のような話だったと思います(実際どうだったかは知りませんがw)
でも最終的には実現されましたし、その過程で得られた様々な技術は、現代の生活や産業の基盤となっています

RoboCupは日本の研究者によって提唱され、1997年に第1回大会を迎えました
そして現在では、世界中の研究者が参加し、世界大会も開かれる大きなプロジェクトに成長しています
wikiによると、2010年には40カ国500チームが参加したそうです

ロボットで人間に勝つ、という説明をすると、大抵の人は、まぁ無理だろうな…って感じの反応をくれますw
しかしRoboCupでは、着実に技術は進歩してきていますし、ロボット対人間なんて面白いと思いませんか?

ロボカップ日本委員会 ロボカップとは?

▼世界大会の様子(2011年 小型リーグ)



その2 「小型リーグとは?」

我々「KIKS」が参加しているリーグの説明です
というのも、RoboCupには様々なリーグがあるのです
サッカーだけでなくレスキューや日常生活空間を題材とする@HOMEリーグなんてのもあります

で、KIKSが参加しているのは、「小型リーグ」というリーグです

完全に贔屓ですが、個人的には見ていて一番楽しめるリーグだと思いますw

小型リーグでは天井に設置したカメラを利用して、ロボットを動かす、というシステムを用います

▼イメージはこんな感じです


このように、カメラ=目パソコン=脳ロボット=体って感じに役割分担してサッカーをします
人間が操縦するわけではなく、パソコンの戦略システムが制御を行うのでロボットは自動で動きます!

試合はオレンジ色のゴルフボールと直径18cm,高さ15cmの小さなロボットを各チーム6台用いて行います
そして、このリーグの完成度はかなり高く、高速な試合展開やパスプレーなどを見ることができます
人間がラジコンで勝負したとしても、まず勝てないと思います


その3 もうすぐ大会

こんな長文をここまで読んで下さった人なら、そろそろ見たくなってきたという人もいるはず(?)
というわけで最後に宣伝です

このRoboCupのJapanOpen、つまり全国大会が、5月3日から5月5日にかけて大阪で開催されます

まだ特に予定とかなくて暇だなぁ~って人がいましたら是非!!
決勝戦などは5月5日に予定されているリーグが多いので、1日しか開いていない人は5日がおすすめです

当然、KIKSも小型リーグ、小型ヒューマノイドリーグに参加するので、来ていただけたら是非応援をよろしくお願いします!

ロボカップジャパンオープン2012
ロボカップジャパンオープン 2012 大会概要

長々と書いてしまいましたが、読んで下さった方はありがとうございます
ではではノシ  

Posted by KIKS at 22:57Comments(0)RoboCupとは?